薬局経営のキーワード 健康増進
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薬局経営
調剤薬局の収益は、主に処方箋による保険請求で成り立っています。
国の医療費は毎年過去最高を更新しており
2015年度は41.5兆円だったと公表されています。
調剤薬局の収益に関する、調剤報酬は2年毎に改定があります。
国は医療費を抑制しないといけないので
改定毎に報酬は下がっていく傾向にあります。
後発品医薬品の数量シェアを
なるべく早い段階で80%以上にする方針が出ているので
2018年度改定では現行より加算の条件は厳しくなりそうですね。
国民医療費が高くなると、調剤薬局だけでなく様々なところで
マイナスの影響が出てきます。
その中のひとつが、健康保険組合(健保組合)です。
健康保険組合 薬剤師コラボ企画
2017年度では、全組合の7割以上が赤字というデータが公表されています。
http://www.kenporen.com/include/press/2017/20170414.pdf
健保組合を運営している企業にとっても医療費は大きな問題となっています。
そこで、薬剤師が健保組合とコラボすると医療費を削減できます。
医療費を抑制する方法のひとつに
健康増進があります。病気にならないようにしっかり予防します。
この領域に、薬剤師が積極的に関わっていけば
薬剤師を認知してもらえるようになり、職能の向上ができるのではないでしょうか。