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地域医療など備忘録

医薬品副作用救済制度

放浪薬剤師シビリーです。

 

本日のテーマは

副作用が起こった時の対処法

 

 副作用はSE(side effect)とも略され

世界保健機関(WHO)の定義では

「有害かつ意図されない反応で、疾病の予防、診断、治療または身体的機能の修正のために人に通常用いられる量で発現する作用」

とされます。

 

副作用の疑いがある時にまず行わなくてはいけない事は

  • 疑いのある医薬品を中止する

中断せずに服用し続けたら悪化してしまいますからね。

 

次に、健康被害を評価します。

医薬品を適正使用したにも関わらず、副作用により入院治療が必要になるほど

重篤な健康被害が発生した場合に

「医薬品副作用救済制度」

と言う公的な制度があります。

医薬品とは、医療用・OTCともに対象です。

 

制度の流れです。

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制度の基本について - 医薬品副作用被害救済制度

 

医薬品を適正使用していても、重篤な健康被害は時として起こってしまいます。

 

ハイリスク薬と呼ばれるものは特に注意が必要です。

 

ここで、確認して欲しいところは

手続きを行うのは医療機関ではなく

患者さん本人と言うところです。

医療機関は、制度の認知を行なっていかなくてはいけないと思います。

 

私はまだ制度を利用された方を存じ上げていませんが、必要な方に必要な情報を提供できるようにしていかないとですね。

 

また

医薬品でも抗ガン剤など

適応外医薬品があること

給付の種類や請求の期限がありますので

しっかり確認して下さい。

 

手順や書類のダウンロードはリンクから確認出来ます。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました★

 

 

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