放浪薬剤師x地域x〇〇

地域医療など備忘録

服薬指導で心がけていること

私は、来局してくれたことに感謝の意味を込めて

「ありがとううございます」と伝えます。

笑顔で帰ってもらえるように心がけています。

患者さんと話が出来るようになると、仕事って格段に楽しくなります。

 

 まず服薬指導は、患者さんと薬剤師の信頼関係がないと成立しないですよね。

信頼関係が形成出来ていないのに、コニュニケーションは取れません。

 

調剤薬局は、立地が良ければ患者さんが来局してくれるので

マーケティングはそれほど必要がないと感じています。

 

立地に甘んじていると急激な時代の流れに取り残されると思います。

そんなとき、他業界ではどのようなサービスを実践して

顧客のココロを掴んでいるのか興味があり、この本を手に取りました。

リッツ・カールトン一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣

リッツ・カールトン一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣

 

 内容はホテルでの出来事を例に書いているので、薬局とは無関係と思われますが

ホテルを薬局に置き換えて読み進めていくと、参考になる事が多くありました。

読み流すよりも有意義に勉強できました。

 

血の通った温かい人間関係を構築するヒントが随所にあります。

自分の業界だけでなく、他業界職種を勉強することは多くの学びがあるので

楽しいですね。

まとめ

ほんのちいさなことや言葉のニュアンスで信頼関係は大きく変化する。

心のアンテナを張り巡らせる。感受性を高めて相手の情報を受信出来るように。

相手の気持ちを考えて行動する。

感謝の気持ちを常に持つ。

 

 追記

帯より 高野登

※挨拶は理想の自分になる一番簡単な方法

※知識を身につけるひと手間が会話の幅を広げる

※相手をしるための投資を惜しまない

※ほめる時は、相手の核心をほめる

※話をするのは相手80:自分20で十分

※自分の好みで「お薦め」をしない

※不満を不満で終わらせない「ひと言」をかける

※相手の立場に立って「俯瞰的」にものを見る習慣をつける

※相手のルールでお金を払ってもらう

※今、お客様でない方への対応が、未来のお客様を創る

※指摘を受けたら「20分以内」に対応、できなければ20分以内に報告

※相手の時間価値をいかに高めるかを追求する。

 

人財育成に一番必要なスキル 放浪薬剤師

久しぶりのブログ再開です。

放浪薬剤師シビリーです。

 

5月から6月は充実していましたね。

プライマリー学会に参加して美味しいうどん食べたり

地域医療を本気で考える薬剤師と語り合ったり。

新規開局があったりと学びがありました。

 

今回のテーマは人財育成について

スタッフ教育ってどのようなイメージですか?

 

教育カリキュラムがしっかり組み込まれている会社なら

カリキュラムに沿ってすれば、段階的に教育勉強できているので大丈夫とか。

認定薬剤師の講習も業務に組み込まれているから

時間外で勉強しなくていいから不平不満も出ていないよ。

など意見があると思います。

 

規模が小さい会社で教育体制がしっかり出来ていないところでは

基本的にスタッフの人数も限られてくると思いますので

認定薬剤師の講習も時間外で強制的に受講しなければならないケースも

ありえます。

自主的に勉強出来る人は言われなくても認定薬剤師なんて

勝手に取得するよって人もいるとは思います。

もちろん、規模が小さい会社でも教育体制がしっかりあるところは多くあります。

 

会社員には

①会社が主体(会社に業務を押し付けられて仕事をする社員)

嫌なことがあると、不平・不満が出て来る。仕事を楽しんでいない。

 

②自己が主体(自主的に勉強してスキルを身につける社員)

能動的に取り組めるので、不平・不満よりも改善策を考えて仕事を楽しめる。

 

2通りがあると思います。

いかに素晴らしい教育カリキュラムがあったとしても

受講する人の勉強するんだ!って意欲が無いと無駄なものになってしまいます。

 

部下に仕事を楽しんでもらうには

上司である自分が、仕事に対する姿勢・声・肌のつやを提示し続ける事で

一目置かれる存在にならないと人は付いてこない。

人は他人なのでコントロールすることは不可能なので

相手のココロに感動を与えることによって動かすことが出来る。

強制や依存では不平は絶対に生まれる

自発的に能動的に動いてもらえるように上司が努力しないといけない。

 

結論

人が育つも育たないも、全て自分のせい。

 

 

 

読んでいただきありがとうございました。

読みにくいと思いますので後で修正します。

 

 

医薬品副作用救済制度

放浪薬剤師シビリーです。

 

本日のテーマは

副作用が起こった時の対処法

 

 副作用はSE(side effect)とも略され

世界保健機関(WHO)の定義では

「有害かつ意図されない反応で、疾病の予防、診断、治療または身体的機能の修正のために人に通常用いられる量で発現する作用」

とされます。

 

副作用の疑いがある時にまず行わなくてはいけない事は

  • 疑いのある医薬品を中止する

中断せずに服用し続けたら悪化してしまいますからね。

 

次に、健康被害を評価します。

医薬品を適正使用したにも関わらず、副作用により入院治療が必要になるほど

重篤な健康被害が発生した場合に

「医薬品副作用救済制度」

と言う公的な制度があります。

医薬品とは、医療用・OTCともに対象です。

 

制度の流れです。

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制度の基本について - 医薬品副作用被害救済制度

 

医薬品を適正使用していても、重篤な健康被害は時として起こってしまいます。

 

ハイリスク薬と呼ばれるものは特に注意が必要です。

 

ここで、確認して欲しいところは

手続きを行うのは医療機関ではなく

患者さん本人と言うところです。

医療機関は、制度の認知を行なっていかなくてはいけないと思います。

 

私はまだ制度を利用された方を存じ上げていませんが、必要な方に必要な情報を提供できるようにしていかないとですね。

 

また

医薬品でも抗ガン剤など

適応外医薬品があること

給付の種類や請求の期限がありますので

しっかり確認して下さい。

 

手順や書類のダウンロードはリンクから確認出来ます。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました★

 

 

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職業遍歴【ドラッグストア編】

放浪薬剤師シビリーです。

 

最初に就職した勤務先は

ドラッグストアでした。

 

これからは

セルフメディケーションの時代】

と思ったので志望しました。

 

OTCのみの取り扱いで

調剤併設店ではないところです。

医療用医薬品とは全く触れ合う機会は

ありませんでした。

 

強いて言えば

ロキソニンS・ガスター10・リアップとかですね。

 

 

主に担当した業務は

  • OTC接客販売
  • 医薬品粗利改善
  • ボディケア
  • オーラルケ
  • サロン用品

 

接客による粗利の良い商品を販売して

利益率をあげていく。

目標設定してスタッフを巻き込んで行うと

モチベーションも上がり達成しやすくなります。

接客以外にも

商品のの配置・見せ方であったり、仕入れを安くするなど色々な方法があります。

本質では

利益が出ないと給料を払って貰えない

だから試行錯誤して利益UPを目指します。

 

ドラッグストアでは、医薬品だけでなく生活全般を扱っているので幅広い知識を得られました。

美容部員さんなど色んなスタッフもいるので、様々な価値観に触れ合うことが出来て成長できたと思います。

 

 

今日はここまでです。

最後まで読んで頂きありがとうございました★

 

 

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バイタルサイン 放浪薬剤師

放浪薬剤師シビリー(@pharmacist_roam)です。

 

5月に入りましたけれど、タミフルやイナビルの処方箋がきました。

まだインフルエンザはいますねー。

 

バイタルサインの研修会に行って来ました。

参加した理由は、単純に面白そうだったからです。

実際に有意義な時間でした。

 

病院・調剤・在宅の設定でトレーニングがあり

限られた状況での情報収集のポイント

状況判断の思考プロセスのフィードバックなど

多くの学びがありました。

 

バイタルサインの良いところ

  • 数値化

他職種に状況を伝えるときに数値化することで伝達速度が早くなる。

薬剤師では、薬の効果副作用が出ていないかどうかの判断基準になる。

 

薬剤師向けの研修で実践力を身につけるために

よくある症例のシュミレーショントレーニングを学んできました。

まずは、バイタルサインのおさらいをしました

  • 意識
  • 血圧
  • 体温
  • 脈拍
  • 呼吸
  • SPO2
  • 心電図

主にこれらの項目を使って状態を把握をします。

状態を把握出来たら

まず緊急の度合いを考える。

必要であれば、他職種に繋げる・適切な薬物治療の提案をする。

 

状態変化の早期発見が出来るようになるために

バイタルサインへの理解を深めたり

些細な変化に気付けるように、観察力察知力を磨いていく必要がありそうです。

 

 

本日も最後までありがとうございました★

 

 

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在宅ホスピス研修会

こんにちは。放浪薬剤師シビリーです。

 

在宅ホスピス研修に参加してきました

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概要として

 

【研修プログラム】

4日間

【目的】

終末期医療で活躍できる薬剤師を育成すること

 

今回は、第1日目でした

日本の在宅医療の現状や、超高齢化社会が意味することの講義があり

医療政策が地域包括ケアを求めていることを再認識しました。

高齢者に限らず、地域の住人が安心して暮らせる多様な住まいを提供できるように

他職種連携の強化をしていかないとですね。

 

実際にホスピスで勤務されているDRの講演もありました。

このDRは働き始めの頃は、末期の患者さんでも心臓マッサージをしていたそうです。

昔は延命治療が優先されていたのですが

現在では、病気を治す事と患者を癒す事の2つの治療関係があります。

 

ホスピスの概念では

  • 人間とは死すべきもの
  • 治療対象は生きづらさ・死にづらさ
  • 治療方針の決定は残された時間
  • 治療の結果はいのちをつなぐ 

ひとりの人間として、ひとりひとりの人生によりそったケアが必要になってくるようです。

 

日々の服薬指導でも人それぞれの人生をくみ取れるようにしていきたいです。

 

 

 

最後までありがとうございました★

 

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はてなアバウト更新しました

放浪薬剤師シビリーです。

 

はてなアバウトとなるものがあったので更新しました。

自分のポートファリオにもなるので作成してない方は

活用してみてはいかがでしょうか。

 

staff.hatenablog.com

 

はてなアバウトでは

自由記述欄ではHTMLモードなどがあり、ややこしかったので

通常の記事を書くで

みたまま編集で文章を書いてから、隣のHTML編集をクリックして

コピーし、はてなアバウトの自由記述にペーストすると

ちゃんと記事が書けています。

 

組み合わせたらなんとかなるものですね。

色んな視点から物事を読み取れるように、知識を知恵に変換出来るようにならないとですね。

 

 

最後までありがとうございました★