在宅ホスピス研修会
こんにちは。放浪薬剤師シビリーです。
在宅ホスピス研修に参加してきました
概要として
【研修プログラム】
4日間
【目的】
終末期医療で活躍できる薬剤師を育成すること
今回は、第1日目でした
日本の在宅医療の現状や、超高齢化社会が意味することの講義があり
医療政策が地域包括ケアを求めていることを再認識しました。
高齢者に限らず、地域の住人が安心して暮らせる多様な住まいを提供できるように
他職種連携の強化をしていかないとですね。
実際にホスピスで勤務されているDRの講演もありました。
このDRは働き始めの頃は、末期の患者さんでも心臓マッサージをしていたそうです。
昔は延命治療が優先されていたのですが
現在では、病気を治す事と患者を癒す事の2つの治療関係があります。
ホスピスの概念では
- 人間とは死すべきもの
- 治療対象は生きづらさ・死にづらさ
- 治療方針の決定は残された時間
- 治療の結果はいのちをつなぐ
ひとりの人間として、ひとりひとりの人生によりそったケアが必要になってくるようです。
日々の服薬指導でも人それぞれの人生をくみ取れるようにしていきたいです。
最後までありがとうございました★
はてなアバウト更新しました
不動在庫処理の続き
こんばんわ。放浪薬剤師シビリー(@pharmacist_roam)です
世間はGWですね。明日も仕事がんばります。
前回の続きです。
結論は
担当MRさんに、使用している調剤薬局を探してもらうことです。
薬局になかなか来てくれてなくて、頼みづらい時は
MRさんに確認を取ってもらう事が考えられます。
卸している調剤薬局さんが見つけることが出来たら
あとは、直接交渉して引き取って貰うのみです。
資産をマイナスからプラスに変えられます。
不動在庫は負債なので、出来るだけ早く処理しましょう!
ちりも積もれば大きくなりますよね。
最後まで読んでくれてありがとうございました★
返品を断られた不動在庫の処理方法
放浪薬剤師シビリー(@pharmacist_roam)です。
みなさん不動在庫ってどのように処理していますか?
初めに不動在庫の定義ですが、薬局の数だけあると思います。
私も幾つかの会社・店舗で勤務しているので身をもって体験しています。
同じ会社でも、管理者によって考え方が違うので在庫処理をする際には
定義を確認することから初めなければなりません。
自分は良かれと思って我流で不動在庫処理を進めても、他のスタッフから後々反感を買うことになりませんからね。。。
具体的には下記のようなものが不動在庫ではないでしょうか。
- 6ヶ月以上処方が無い薬剤
- 期限切迫品
- 包装変更で返品が出来なくなった薬剤
- GEに切り替えた際に余った先発品
解決策として
大手と言われている会社でしたら
処方のある店舗に送り込む(店舗間移動)ことで解決出来ます。
採用品目も統一されていることが多く
効率良く不動在庫を減らすことが出来ます。
中堅会社でも店舗間移動で解決できるのですが
情報共有ができておらず採用品目が統一されていないと言った問題や
送り込む際に配送費用がかかってくるので
薬剤費と配送費用を考慮しないといけません。
個人薬局の場合はどうでしょうか
他に店舗もないので期限が来るのを待って廃棄するしかないのでしょうか。
実際のところは、地域の薬剤師会などで不動在庫情報を共有して売買したり
買い取り専門の会社に売りさばくことで
不動在庫を削減することは出来ます。
あとは卸さんに返品依頼をすると言ったところでしょうか。
本日、卸さんに返品依頼が難しいと思う薬剤をダメ元でお願いしていたのですが
以下の理由で断られました。
- 納入してから日が経ち過ぎている(約2年前)
- 期限切迫なので難しい(残り10ヶ月)
なので、返品をお受け出来かねますと。
引き取りても極めて限られているので、他の取引先にまわすことも難しい
廃棄にしてもらうしかないと言われました。。。
高い医薬品ではないので、廃棄処分してもそこまでダメージはないと思いますが
廃棄すること前提で話されるとなんか違うなと感じます。。。
もう少し他の言い方であったり伝え方があったのではないのかなと思いました。
あなたなら、このあとどのように対応しますか?
素直に廃棄処分しますか?他の方法を考えますか?
次回、私の取った行動を書きたいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました★
マーケティングの極意
放浪薬剤師シビリー(@pharmacist_roam)です。
今回はマーケティングについてです。
普段はあまり関心がないところではないでしょうか。
マネージャーや管理薬剤師クラスでは集患するためにも必要なスキル
なので勉強はされていると思います。
近隣に競合店が無い環境でしたら、勉強する必要はないと思いますが
近隣に競合店が沢山ある地域ではしっかり集患しないと経営が成り立たなくなります。
選ばれる薬局になるためにはマーケティングが必要になってきます。
余談ですが、転職活動をしていたときに出会ったとある会社は
新規オープン直前まで薬局とバレないように改修工事をして、オープン直前に実は薬局でしたと言うことも行っているみたいでした。
今まで競合がいない環境だったのが、急に競合が出来たらあたふたしてしまいますよね。
環境に依存するのではなく、積極的にマーケティングを行うことは大切だと思いました。
この書籍は少し古いのですが、基礎を理解することが出来ました。
- 作者: アルライズ,ジャックトラウト,Al Ries,Jack Trout,新井喜美夫
- 出版社/メーカー: 東急エージェンシー出版部
- 発売日: 1994/01
- メディア: 単行本
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アメリカの会社を具体例に挙げて、成功や失敗の理由を解説してくれています。
この書籍では、マーケティングで成功するのは最も優れた商品ではないと
言っています。物質ではなく知覚に訴えかけないと成功出来ないのです。
顧客の知覚を刺激し、ココロを掴まなければいけない。
マーケティングの主役は商品ではなく知覚に関わるプロセスと言っています。
薬局に例えると
差別化を図って少しでも印象に残るサービスや接客を
していくことでしょうか。
サービス内容には
- 待ち時間が少ない
- OTCなどの品揃えが充実している
- 独自の商品を置いている
- 気軽に相談できる環境にある
ほんの一例ですがあると思います。
薬局が選ばれるには、まず個人が選ばれるようにならなくてはいけないので
顧客のココロを掴めるように勉強をしていこうと思いました。
本日も最後まで読んでくれてありがとうございます★
サ高住(サービス付高齢者住宅)の選び方
放浪薬剤師シビリー(@pharmacist_roam) です。
今日は月1で開催される勉強会に参加して来ました。
平日にも関わらず100人以上のメンバーが集まっていて、活気溢れていました。
勉強熱心で良いですね。刺激になります。
今回のテーマは
「1人暮らし高齢障碍者の生活期・住宅型施設(住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅等)の理解と連携」でした。
施設によって
- 構造設備
- サービス内容(食事の工夫など)
- 入居費用(敷金・礼金)
- 個人負担があるケース有(例えばおむつ交換1回○○円など)
- デイサービス
- 訪問リハビリなど・外部介護保険事業所サービスの利用不可
- 有料オプションがある施設
サービスに特徴があることが挙げられます。
入居する施設を選ぶ基準は個々それぞれだと思いますが
「こんなはずではなかった。。。」とならない為にも
トータルで選択していく必要があります。
有料オプションがある施設は費用が高いと考えがちですが
必要な介護サービスが実施出来ると言うメリットもあります。
単なる施設ではなく、その人の人生により沿えるような環境づくりを目指し
施設毎の特徴を情報発信していく取り組みを
もっと盛んに行わないといけないと感じました。
他にも選択の基準を教えてもらい勉強になりました。
目から鱗の情報が手に入るのは他職種連携の醍醐味ですね。
最後まで読んでくれましてありがとうございました★
次世代の血糖自己測定器!無痛の秘密とは
放浪薬剤師のシビリー(@pharmacist_roam)です。
自己血糖測定器ってどんなイメージがありますか?
おおまかに以下の手順で測定します。
- 穿刺・測定の準備
- 採血部位を清潔にして穿刺をする
- 血液をセンサーにつける
- 測定する
- 針・センサーの処分
毎日採血している人はなかなかの負担ですよね。
私も自己測定したことがありますが
穿刺する時にチクッと痛みがありますし
思うように採血できなくて、もう一度穿刺して採血したのを覚えています。
自己血糖測定の回数は人によって異なりますが
外出時や旅行に行くときに測定するのは抵抗があると思います。
イメージとして
- 準備に手間がかかる
- 穿刺時に痛みを伴う
- 周りの目が気になる
などが挙げられます。
現在、これらのイメージを覆す次世代の血糖自己測定器が販売されています。
アボット社から販売されている。「FreeStyleリブレ」という商品です。
腕にセンサーを取り付けて、リーダーで読み取るだけで血糖測定ができます。
なので
- 準備に手間がかかる→医療機関でセンサーを貼ってもらうだけ。
- 穿刺時に痛みを伴う→穿刺は不要で痛みなし
- 周りの目が気になる→服の上からかざすだけでなので気にならない
という利点があります。
すごいですね。これだったら測定が不十分な方でもしっかり測定できそうですね。
まだ未承認ですが、パルスオキシメーターのように指先で測定できるデバイスもあるみたいです。日々医療は発展しているので取り残されないようにしないとですね。
最後まで、読んで頂きありがとうございました☆